個性を発揮しているときは悩みがありません。
困難を克服する苦労はあっても悩まず、挑戦する喜びが伴います。
個性を発揮している時は、苦しみがありません。
それをすることが「苦」(く)ではないのです。
個性を発揮しているときは反作用がありません。
反作用とは推進することのブレーキとなるような反動が、その行為や思いに伴って必然的に生じることです。
個性を発揮している時は、喜びが湧いてきて、ワクワクします。
これをやると嬉しい、という気持ちが湧いてきます。
言い換えると、苦しみや悩み、反作用がなく、それをすると嬉しい、ワクワクする。そういう状態が持続するならば、それが個性を発揮している状態だと言えます。
自分の個性とは何かを見出すときに、これは大きな指針となります。
個性の発揮とは、自分に立ち返ることだと思います。
誰かに対して何かをしたり、何かをしてもらってうれしいというのではなく、人がいなくてもそれを発揮していることが幸せである。
これが個性です。
誰かが居なければ幸せでないというのは条件つきです。
個性を発揮している時の幸福は、人との関係の中で発揮されたとしても、人には依存しないものです。
その幸福は自分が本来の状態にあることに伴う幸福だからです。
自分が自分に問いかけて、自分に立ち返ることが個性を輝かすことです。
本来の自分を見出す途上で、個性を発見し個性を輝かすことは中心的な課題であると思います。
心理カウンセラー・種村修(種村トランスパーソナル研究所)
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