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過去と今…自分を変える要点




私たちの心には、過去世の記憶があると思います。
その記憶の保存場所を私は深層潜在意識と呼びたいと思います。
深層潜在意識には、しばしば過去世で体験した強烈な体験と感情が刻まれています。それが心の傷となって癒えずにいることは珍しくありません。

私たちは生きていて、深層潜在意識にある心の傷を自覚する時があります。
過去世と類似した局面が起きたときに、その時、「今」の感情として、「過去」の傷、深層潜在意識に刻まれていた強烈な感情を経験するのです。
それゆえに、「今」起きている感情を見つめ、その感情にむきあうと、過去世から持ち越した感情に直面することになります。

向き合うのは、あくまで「今」の自分です。その「今」の感情に「過去」が含まれているのです。
それに向き合い「今」を乗り越えていけば、「過去」をも乗り越えていけるのです。

その意味で、「今」(現在)が変わると「過去」も変わります。
過去の出来事は変えることができなくても、過去の刻んだ感情は今と向き合うことで変化できます。そして癒されます。過去を引きずってきた自分が癒されるのです。

ゆえに「今」を見つめていないと、「過去」も気づけませんし、「今」も「過去」も変えることができません。
「今」の感情や強烈な思いから目をそらさずに、それに向き合いことによってのみ、変化してゆけるのです。

知識を学んで自分を変えようとすることも、長い間、私はとり組んできました。
でも、知識で変えられるのは考え方であって、感情はほとんど変えられませんでした。心の傷も癒えませんでした。
知識を実践した時には変化がありましたが、知識を学だけでは変わりませんでした。
結局さまざまなことを自分で実体験し、その過程で自分と向き合うことなしには、自分を本当に変えることはできないということがわかりました。

誰かの思想をいくら学んでも、直接体験してつかんだものにはかないません。自ら体験してこそ、自分自身の導き方がわかり、他人の導き方も分かります。

もう一つ気づいたことがあります。人が体験して思想として打ち出していることが真実かどうかは、自分で体験をしていないと判定ができないということです。

これは洗脳から脱する際にも必要なポイントになります。
自分が信じ込んで支配されていた思想から自由になるには、自分の体験を重視し、今の自分を見つめることです。


心理カウンセラー・種村修
連絡先 090-8051-8198

メールアドレス tanemura1956@gmai.com

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自己特別視と依存の心理

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ある男性の家系では、3~4代前のご先祖の当主が自殺したそうです。それまで栄えていた家は、そこから暗転し、それ以降は、家系には男子が恵まれず、産まれても育たずに早死にし、女性によって細々と血筋が守られてきました。 その男性は、この家系にようやく生まれ育った待望の男児でありました。 ですから、祖父母やご両親の愛情と期待を一身に受けながら、特別な存在として大切に育てらたのです。 この男性にとっては、自分は特別な存在であるということは周囲から植えつけられた、空気のように当たり前の固定観念でした。そして非常に大事にされて育ったので、自分は特別な存在だから愛される、愛されて当然の存在だという気持ちも無意識に育っていたのです。それは依存心につながるものでした。
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長男として生まれた男児を、祖父母が特別愛情を注ぎ、何でも先回りして世話を焼き、母親も同じように手をかけて息子を育てた場合に、それが生じます。
本人は、自分は特別であるという自己特別視を持っており、自分の価値基準に反する学友を蔑視しがちです。無条件に大切にされてきたので、愛されるのが当たり前だという気持ちがあり、人の感情に対して無神経になります。その結果、積極的に自分から人に関わるコミュニケーション能力が育たず、孤独で孤立しています。
彼には親や祖父母への依存心が根っ子にあるので、無意識に誰かが何とかしてくれるという気持ちがあり、自立してゆくための気力や努力が乏しくなります。「自分は特別だから愛され大切にされて当然だ」という思い込みがあるので、感謝の薄い、傲慢な人間になりやすいのです。また努力が乏しく、人の世話になることに平気です。
こうして「自分は特別の人間だ」という思い込みが、「肥大した自我…