ある方は、未来への不安をよく口に出しました。
年齢が高くなってくると、経済のこと、病気のこと、死のこと、家族が死んで自分が一人にならないかということ、さまざまな不安が押し寄せてきます。
そういうことが現実の可能性としてゼロではないので、不安な未来を考えだすと、いくらでもその不安が増大していきます。
その結果、気持ちが暗くなり、重くなり、消極的になっていきます。
そのような毎日を送ったら、どういう未来が起きるかといえば、より暗い未来を引き寄せるのではないでしょうか。
未来を信じていないと不安になります。
その結果、さらにその不安の実現を促してしまいます。
未来を信じないとき、自分を信じていません。
うつ状態を経験した時に、私はそのことをはっきり知りました。
うつは自己否定の病気です。
自分への否定を持っていると、自分の未来が信じれなくなります。
未来が信じれない時には、肉体的な衰えもありました。
肉体的な衰えによって、自信がもてないのです。
肉体が健康になると、それは変わります。
未来を信じるということは、自分を信じるということです。
自分の未来が明るいと信じることです。
これは自分への信頼です。
今の自分への自信が揺らいでいると、自分の未来に自信が持てません。
まずは未来を信じれない自分は何処から来ているのか、それを探究することが必要ではないでしょうか。
心理カウンセラー・種村修(種村トランスパーソナル研究所)
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