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掃除の力⑥・・・トイレの掃除



掃除で大切なポイントの第一は、前に書いたように外と内の境界部分の掃除ですが、次に大切なのがトイレや浴室、台所など、いわゆる廃棄物が出る場所の掃除です。
マンションでいうと、管理事務室や共用のトイレとゴミ置き場(ゴミの集積処)の掃除でしょう。

こうした場所は、身体から、あるいは家から出た汚れを廃棄する場所ということになります。
そのためにきちんと清掃しないでおくと、汚れが溜まってしまう場所です。
それは悪臭となったり、見た目の汚れになって、全体に悪影響を与え出します。

特にトイレは、人が一番嫌う廃棄物が出る場所です。
しかも、トイレは毎日何回も使う場所です。
私たちは必ずトイレに入ります。
だからこそ、トイレ掃除は大切なのです。

私は毎日自宅のトイレを掃除することに努めています。

方法は、洗剤を使いながら、雑巾で手洗いします。
便器の中も外側も、床も、時々は壁とドアも拭き掃除します。
長年にわたり黄ばみ等がついたところは、研磨スポンジ等で根気よく磨きます。

毎日きれいにしていると、ほとんど汚れはありません。
それでも毎日欠かさず掃除していると、トイレを使う時に、空気が違います。
清潔な感じがして気持ちがいいのです。

トイレ、台所、風呂は水回りといいますが、水回りは汚れを水で洗い流してくれる場所です。
ここが汚いと、部屋全体にその汚れの影響がにじみ出てくる気がします。
だらしなく、不潔な感じが全体に漂うからです。

不思議なことに、トイレをきれいにすると、人は喜びを感じます。
ある高校生に自宅のトイレ掃除を指導したことがあるのですが、細かな掃除のポイントを伝えながら掃除してもらいますと、隅々まできれいになっていくのを実感しました。
その時の子供の表情は、充実感で明るく晴れ晴れとしたものでした。
私も中学時代、学校のトイレを黙々と掃除して、非常に充実感とすがすがしさを感じたのを思い出しました。
トイレ掃除は、私たちの心を高めてくれる効果があるような気がします。

<ご相談を承っております>
種村トランスパーソナル研究所(心理カウンセラー・種村修)
℡:090-8051-8198

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境界性パーソナリティ障害1…愛情飢餓の苦しみを抱えて

1.決して珍しくない症状



境界性パーソナリティ障害は、最近増えつつあるのですが、対人関係が難しいという特徴があるので、大変厄介です。リストカットを繰り返したり、自殺の企てを何度もしたり、摂食障害で拒食症や過食症に悩んだり、家庭内での親への暴力、援助交際などの性的逸脱などなど、こうした激しい行動の背景には、往々にして境界性パーソナリティ障害が潜んでいます。これに薬物への依存が加わることもあります。
そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


特に境界性パーソナリティ障害への対応で難しいのは、通常の場合、その人を熱心に支えようとすればするほど、症状が悪化していくことです。親身に支えてくれる人に対して、どんどん要求をエスカレートさせたり、攻撃的で衝動的になったり、自殺の企てを繰り返すことも少なくありません。そのために親身になって支援しようとした人自身が傷つくことも多いのです。
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境界性パーソナリティ障害2…主な特徴と種類

①極端な気分、感情のブレが特徴

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・少し言い過ぎた言葉、その一言でむきになり、家を飛び出してしまう。時には自殺企図へと走ったりする。
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・冗談で言った言葉にすら、深く傷つき思いつめてふさぎ込む。
・何気ない動作が、愛情の希薄さだと責められて、唖然としてショックを受ける。
子どもやパートナーがこうした反応を繰り返すと、家族はしだいに腫れ物に触るように、顔色を常に窺いながら、機嫌を損ねるのを恐れながら暮らすようになっていきがちです。薄氷を踏むような危うさ――。家族は言いたいことを言えず、常に自分を抑えて暮らします。
こうして家族はその人に支配されているような状態に陥り、息苦しさを感じます。もちろん、ご本人にはそうした意図はありません。ご本人はどうしようもない感情・気分のブレに苦しんでいるのですが、結果的には周囲を支配しているのと変わらない状況が生まれがちです。

境界性パーソナリティ障害は、感情や気分、行動の変化があまりにも激しいという特徴があります。しかも変動の幅が大きすぎ、まったく正反対の方向へぶれたりします。
飛行機の操縦かんを動かし過ぎると、機体は激しく振動し、上下にもブレを繰り返すといいますが、同じことが心の操縦かんで起きているのです。
アメリカで作成された「DSM―Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引き」を見ると、境界性パーソナリティ障害の診断基準として次のような項目があります。

「顕著な気分反応性による感情不安定性」・・・(例)通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い深い気分、いらだたしさ、または不安。
「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」・・・(例)しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す。