スキップしてメイン コンテンツに移動

掃除の力⑤・・・きれいになると無性にうれしい



掃除は、どこか一カ所を丁寧にきれいにすると、喜びが湧きます。
今まで汚かったところが、目に見えてきれいになると、無性にうれしくなるのです。
この喜びが、掃除の原動力になります。

そのためには、落ちないで残っている汚れを確実にきれいにする手段を知ることです。
私が一番お勧めしたいのは、研磨スポンジ(メラニンスポンジ)です。
大抵の汚れは、これで落とせます。
研磨剤が入っているので、傷をつけてはいけないところは、注意が必要です。
それさえ気をつければ、金属の傷でも、ペンキがぬってあるモノなら見えなくなります。

お風呂の浴槽の樹脂が使ってあるのは、研磨スポンジはNGといわれているのですが、髪染めの液体が浴槽について洗ってもとれないので使ったところ、ほぼ見えなくなりました。

まずきれいにして、きれいになった時の喜びを味わうことが大切です。
一か所きれいになると、別のところもきれいにしたくなってきます。
それが掃除を続けるエネルギーになるのです。

なぜ汚れを取ることがこれほどうれしいのか。
それには理由があると思います。

本当は私たちの心が、毎日人と接したり、色々な情報に接したり、色々な欲望や怒りや悩みを経験していて汚れているのではないでしょうか。
その汚れを取り除いて、本体のきれいな自分になりたいという、深い欲求を持っているのではないでしょうか。
掃除で汚れが落ちたときの何とも言えないすがすがしい喜びは、本当は心をきれいにすることの喜びを、暗示しているように思えてなりません。

掃除が心の修行につながり、心の成長につながるのは、外の汚れから内なる汚れへと、知らず知らずに目が向くためではないかと思います。

種村トランスパーソナル研究所(心理カウンセラー・種村修)
℡:090-8051-8198

コメント

このブログの人気の投稿

自己特別視と依存の心理

自分を特別視して肥大した自我を持つ人には、しばしば依存心が見られます。
プライドが高く自分は特別にすごい人間だと、内心思っているのに、世間で通用するような実績や成果が出ないで屈折する人がいます。 素質を持ちながらも、この人の心理の奥に依存心が潜んでいて、それがその人の努力と成長を妨げているのです。
よくあるケースとして、生育過程でその人が親や祖父母から特別扱いをされ、それゆえに自己特別視と依存の心理が育ってしまう場合です。
ある男性の家系では、3~4代前のご先祖の当主が自殺したそうです。それまで栄えていた家は、そこから暗転し、それ以降は、家系には男子が恵まれず、産まれても育たずに早死にし、女性によって細々と血筋が守られてきました。 その男性は、この家系にようやく生まれ育った待望の男児でありました。 ですから、祖父母やご両親の愛情と期待を一身に受けながら、特別な存在として大切に育てらたのです。 この男性にとっては、自分は特別な存在であるということは周囲から植えつけられた、空気のように当たり前の固定観念でした。そして非常に大事にされて育ったので、自分は特別な存在だから愛される、愛されて当然の存在だという気持ちも無意識に育っていたのです。それは依存心につながるものでした。
こうした特殊事情がなくても、普通に長男としてその家に生まれ、祖父母が特別長男をかわいがる場合、よく似た現象が見られることがあります。
長男として生まれた男児を、祖父母が特別愛情を注ぎ、何でも先回りして世話を焼き、母親も同じように手をかけて息子を育てた場合に、それが生じます。
本人は、自分は特別であるという自己特別視を持っており、自分の価値基準に反する学友を蔑視しがちです。無条件に大切にされてきたので、愛されるのが当たり前だという気持ちがあり、人の感情に対して無神経になります。その結果、積極的に自分から人に関わるコミュニケーション能力が育たず、孤独で孤立しています。
彼には親や祖父母への依存心が根っ子にあるので、無意識に誰かが何とかしてくれるという気持ちがあり、自立してゆくための気力や努力が乏しくなります。「自分は特別だから愛され大切にされて当然だ」という思い込みがあるので、感謝の薄い、傲慢な人間になりやすいのです。また努力が乏しく、人の世話になることに平気です。
こうして「自分は特別の人間だ」という思い込みが、「肥大した自我…