つくづくと「おみくじは有り難いな」、と思う経験をしました。
最も必要な導きを、必要なタイミングで与えてもらえたのです。
家内が病気の不安で、恐怖心を膨れ上がらせていた時のことでした。
知人に電話で相談した時です。
「最近、神社でおみくじは引きましたか?」
と聞かれました。
「いいえ、私が行く神社にはおみくじが置いてなくて」
と家内は答えました。
「そういえば、私が引いたおみくじがあるんですけど、ひらけてみていなかった。」
そう言って開けて読んでくれました。
そこには病気に関する的確な恐怖心を和らげる言葉がありました。
「これ、あなたのために私が引かされたみたいですね。写真を送りますね」
いただいたおみくじの内容は、どれも家内にぴったりでした。
家内は毎日これを読んで、病気検査の結果が出るまでの1か月を耐え忍びました。
私はその間、家内に「心を見つめ、恐怖がおきたらそれを真正面から見つめるんだよ」と励まし続けました。
その間に恐怖心で心が真っ暗にならないために必要だったのが、おみくじの言葉でした。
無事に検査を終え、問題は解決しました。
同時に恐怖心と向き合い続けたことで、家内は心の成長を得ました。
おみくじの言葉が的確なのは、たまたま引いたおみくじが、実は神様かなにかの導きによっていただくからでしょう。
心の成長のために真に必要なものは、必ず与えられます。
おみくじも、その一つです。
おみくじの裏側に「神の教え」というのがあるときは、とても重宝します。
毎日、おみくじに目を通して、同時に自分の心を見つめていると、自分に必要なヒントがはっきり見えてくる場合があります。
その確信が湧くときは、自分の丹田がお墨付きを与えたということでしょう。
こうして身近なところに導きがあることに、感謝します。
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