私たちが生き生きとしている状態は、エネルギーが固まらないで流動している状態にあります。いのちが躍動する生き生きした状態であり、自分らしさが発揮されています。エネルギーがさらさらと健やかに流動しています。
これに対して、思いが一点に固定して固まっている状態は、エネルギーが固まっています。固まることが一番わかりやすいのは、うつの時です。怒りが収まらなくて、身体がぶるぶる震えている時も、エネルギーは固まっています。
固まらないエネルギーには「否定」がありません。
固まらないエネルギーは「否定」はゼロです。
そこに恐怖や恨みなどが入ると、否定が生じます。
固まる時は、ひとつのことに捉われているので、他を否定していきます。
恐怖する対象や恨む対象を否定しています。
何かに強く捉われると、通常は人は固まります。
否定が入っているので固まります。
そしてとても人間臭い考え方になります。
本来私たちの個性のエネルギーは、大きな自然や星のエネルギーの一部であり、人間の枠を超えているのではないかと思います。
すべてを肯定した捉われならば、それは自分の個性が発揮されている状態です。
否定がないからです。
何かを実現したいという強い情熱からうまれた捉われであれば、そういうことがあると思います。
固まっている時、自分がなにを否定しているか点検するとよいと思います。
そしてそれを肯定に変える努力をします。
肯定する努力は、また項を改めて書いてみたいと思います。
種村修(種村トランスパーソナル研究所・心理カウンセラー)
電話 090-8051-8198(午前8時30分~11時)
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