自分を見つめるうえで大切なポイントの一つは、心が固まっているか、流動し動いている状態かという見極めです。
心が固まると体も固まってきます。
その結果、動きが鈍くなったり、あるパターンの行動に捉われてそこから変化ができなくなります。
特に心の傷が原因でそうなっている状態は、氷にたとえることができます。
凍ってしまっているわけです。
それが溶け切った状態になったかどうかを見るポイントがあります。
どんな自分でも、それに向き合い、受け止める覚悟を持てるということです。
これができることが、溶け切ることです。
私たちはどちらを選ぶか、選択が迫られる瞬間があります。
自分に目をそむけずにみつめるのか、
自分から目を背けて逃げるのか、
それは自分が選ぶことです。
どちらを選んでも本人のためになります。
しかし、違いはあります。
前者を選んだ方が、早く成長します。
後者を選んだときは、時間をかけて変化することになります。
どちらがいいかは一概には言えません。
前者の方がきつい道、険しい道であることは確かです。
種村修(心理カウンセラー・種村トランスパーソナル研究所所長)
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