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極端な怒りが起きる時



1.怒りの奥には恐怖心があります

怒りが起きる時は、その奥に恐怖心が動いているように思います。
まるで恐怖心を打ち消そうとして、怒りがふきだしている。
そんなふうにも見えます。

恐怖心とは、自分が害されることを予感して身構える感情ではないでしょうか。
恐怖心は、自分が害され不幸になることを予感した時におきます。
自分の身を守りたいという気持ちが脅かされています。

その時に怒りが発されます。
これは防御でしょう。
害を与えるものを威嚇したり攻撃することで、我が身を守ろうとしています。

怒りが高じる時は、実は恐怖が高じています
ある人は、最悪の結果を予測する癖がありました。
最悪の結果を予測すればするほど恐怖心が強まり、怒りも極端になって行きました。

しかし、現実に冷静に考えたときに、それほどまでに事態が悪化する可能性はほとんどなかったのです。
にもかかわらず、まるで恐ろしい事態が目の前にあるかのごとき感じて、極端な怒りを放つのです。

これは子どもの教育を巡っても、よく見かけます。
子どもの未来について極端に悪い悲観的な予測をして、それに対して親が極端な反応をしてしまうのです。

2.怒りの対処法は恐怖に向き合うことです

ここまで考えると、怒りへの対処法が出てきます。
怒りは実は恐怖心からくることに気づくことが、まず必要です。
自分が本当は何かを恐れていることを自覚することです。
何を恐れて身構えているのでしょうか。

次にその恐れがどの程度、実現する可能性があるのかを、合理的に考えることです。何十パーセントの確率で、その極端に悲惨な未来が起きうるのでしょうか。それ以外の確率は、どの程度あるのでしょうか。それを冷静に分析し、検討することが必要です。

起きてもいない不幸な未来を無理に描いた結果、恐怖心が高じて、極端な怒りが起きています。
極端な未来予測は、思考の癖でもあります。
最悪のことを考えることで備えようとするのですが、絶望や恐怖心がつよまるので、現実への対処能力を低下させ、事態を悪化させてしまいます。
極端な未来予測をする癖それ自体が、不幸を作る原因でもあるのです。

極端に不幸な未来予測は、それ自体に害があることを知って、ストップしましょう。
そして、現実にどの程度の確率で、怖れる結果が生じる可能性があるのかを合理的に判定してみましょう。

こうして恐怖心に向き合うこと自体が、恐怖心を抑える効果があります。
その結果、怒りも統御できるようになります。

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種村トランスパーソナル研究所では、直接お会いする対面カウンセリングとともに、電話カウンセリングやメールによるカウンセリングも行っています。
相談してみたいと思われるかたは、遠慮なくご連絡ください。
090-8051-8198 (メール)tanemura1956@gmail.comカウンセリングルームは、JR常磐線・我孫子駅(千葉県)南口から徒歩10分にございます。

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よくあるケースとして、生育過程でその人が親や祖父母から特別扱いをされ、それゆえに自己特別視と依存の心理が育ってしまう場合です。
ある男性の家系では、3~4代前のご先祖の当主が自殺したそうです。それまで栄えていた家は、そこから暗転し、それ以降は、家系には男子が恵まれず、産まれても育たずに早死にし、女性によって細々と血筋が守られてきました。 その男性は、この家系にようやく生まれ育った待望の男児でありました。 ですから、祖父母やご両親の愛情と期待を一身に受けながら、特別な存在として大切に育てらたのです。 この男性にとっては、自分は特別な存在であるということは周囲から植えつけられた、空気のように当たり前の固定観念でした。そして非常に大事にされて育ったので、自分は特別な存在だから愛される、愛されて当然の存在だという気持ちも無意識に育っていたのです。それは依存心につながるものでした。
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彼には親や祖父母への依存心が根っ子にあるので、無意識に誰かが何とかしてくれるという気持ちがあり、自立してゆくための気力や努力が乏しくなります。「自分は特別だから愛され大切にされて当然だ」という思い込みがあるので、感謝の薄い、傲慢な人間になりやすいのです。また努力が乏しく、人の世話になることに平気です。
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