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種村トランスパーソナル研究所のめざすもの


心理療法(カウンセリング)という道




種村トランスパーソナル研究所

所長 種村 修

1.自己成長の心理療法


心理療法(カウンセリング)は、「こころ」が成長することで人生の問題を解決し、人格をより豊かにしていくことを目指しています。それは永遠の自己成長の道です。

私たちは、自我とはべつに、もっと深い根源的な「こころ」を持っています。心理学ではそれを「自我」と区別して「自己」ということがあります。自我は通常の意識(顕在意識)の中心ですが、顕在意識と潜在意識を合わせた「こころ」の中心を「自己(セルフ)」といいます。

私はトランスパーソナル心理学に軸足を置いています。トランスパーソナル心理学とは、「個人性を超えた意識」を探求する心理学です。個人性を超えた意識とは「自己」のことですが、この「自己」は一切の存在とつながっている意識です。

この自己を探求し、自己が欲する人生を生きようとするときに、私たちはワクワク感を感じ、使命を見出し、本当の生き甲斐を感じます。通常はそうした道を宗教や哲学に求める人は多いと思いますが、私は心理療法でその道を追い求めることができると思います。



2.道としての心理療法(カウンセリング)


当研究所は、自己成長への道としての心理療法(カウンセリング)を、3つの段階をおって学べるようにしています。

 第1段階は、心の傷を癒す段階です。これは「カウンセリング講座・ベーシックコース」(10コース)にあたります。人は誰しも心に傷を持っており、それを癒すことで、生き生きとした本来の自分を取り戻すことができます。「カウンセリング講座」と命名したのは、これがカウンセリングを伴っているからです。そのため授業はマンツーマンで行っています。これは他の講座も同様です。


 第2段階は、自己成長を促す段階です。これは「カウンセリング講座・ハイグレードコース」(25)です。これは言い変えると自己変革のコースです。傾聴をはじめ、芸術療法、色彩心理、ゲシュタルト療法、夢分析、発達心理学等、効果を確かめたいくつかの心理療法を応用しながら、潜在意識にある抑圧を解消していきます。その方の課題に応じたカウンセリングを毎回行いますので、傾向性の修正が進みます。本当の自分とは何か、自分の使命とは何かについても、確かな手ごたえを掴めるようになります。全コース終了した人には、当研究所の準カウンセラーの資格を発行します。


 第3段階は、他者を支援する能力の獲得です。これは「思いやりの心を培う・カウンセラー養成講座」(全25回)です。これは「思いやりの心」を養いながら、カウンセラーとしての実力を養成し、それを仕事や日常生活で生かせるようにするコースです。人間が本来持つスピリチュアルな能力も、その過程で開発されてきます。この新たに獲得した力は、思いやりの心を育みながら、自分をさらに成長させ、人間関係を改善し、人の成長を支援し育む力となるでしょう。この段階を卒業された方には、当研究所のカウンセラー資格を与えます。

 

このように、癒し、自己成長、そして他者を支援できる能力の獲得という3つの段階を通して、カウンセラーを養成します。

その間、一貫して磨いていく「徳性」があります。それが「カウンセラーの心」です。カウンセラーの心とは、「受容する心」であり「共感し理解する心」であり、「自分の本心に正直に生きる心」(自己一致)です。


これはカール・ロジャーズが提唱したカウンセラーの最も基本的な心の姿勢ですが、あらゆる心理療法の基礎にはこの姿勢があります。これは知識としては容易に学べますが、それを本当に実践し、その心を養うとなると、生涯をかけて探求する課題となります。これを身につけるには、うまずたゆまず実践する以外にありません。いったんそれが身につくと、家庭や職場の人間関係が大きく変わります。


 つまり、心理療法(カウンセリング)の道とは、一種の人間完成の道であり、自分と他者の心を育み成長させていく道です。


カウンセリングの根本には、人間の「こころ」への深い信頼があります。「こころ」は何層もの構造を持っていますが、その中核には超越潜在意識(セルフ、自己、良知、仏性など様々な呼び方がある)があります。これは偉大なる叡智を宿した心です。この人間観ゆえに、何人に対しても「愛し敬う心」を持ち続けます。そして自分の心に正直に生きながら、人を受け入れ、共感的に理解し、生かし、許す「思いやりの心」を育てていきます。これが私が目指す道としての心理療法(カウンセリング)です。



3.心と対話する指導


 私は、数百人のカウンセリング(授業を含む)を行うなかで、より効果が上がる指導方法を研究してきました。現時点では、お会いする前にその方の潜在意識との対話を行い、その結果、その方の抱える課題やその方の自己が希望する方向性を、毎回確認してから、カウンセリングに臨むようにしています。そして、実際にお話を伺う中で、その方にもっとも適切なカウンセリングができるように心がけています。


その方の潜在意識との対話では、こちらが教えられることも少なくありません。また実際のカウンセリングでも、クライアントの人生からさまざまなことを学ばせていただいています。ですから、カウンセリングはクライアントとカウンセラーが共に成長していく道であると確信しています。


 私は、道としての心理療法(カウンセリング)を共に歩んでくださる方と、数多くお会いしたいと思います。これまで共に学んでくださった方が、心の傷を癒し、心の傾向性を切り替えることに成功し、人生に希望を見出していかれるのを数多く見てきました。特に家庭が調和され、仕事に成功される人が数多くいました。心の成長に伴い運命が力強く豊かなものへと変わっていかれるのです。


 当研究所の心理療法は、潜在意識との交流により、その方の未知なる心の可能性を広げていくところに大きな特徴があります。ともにこの道を歩んでくださる方と、数多く出会えることを願っています。

(カウンセリングルーム希望のご案内)
http://tanemura2013.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html

<連絡先>

種村トランスパーソナル研究所

所長兼心理カウンセラー 種村修
電話090-8051-8198
メールアドレス:tanemura1956@gmail.com

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境界性パーソナリティ障害1…愛情飢餓の苦しみを抱えて

1.決して珍しくない症状



境界性パーソナリティ障害は、最近増えつつあるのですが、対人関係が難しいという特徴があるので、大変厄介です。リストカットを繰り返したり、自殺の企てを何度もしたり、摂食障害で拒食症や過食症に悩んだり、家庭内での親への暴力、援助交際などの性的逸脱などなど、こうした激しい行動の背景には、往々にして境界性パーソナリティ障害が潜んでいます。これに薬物への依存が加わることもあります。
そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


特に境界性パーソナリティ障害への対応で難しいのは、通常の場合、その人を熱心に支えようとすればするほど、症状が悪化していくことです。親身に支えてくれる人に対して、どんどん要求をエスカレートさせたり、攻撃的で衝動的になったり、自殺の企てを繰り返すことも少なくありません。そのために親身になって支援しようとした人自身が傷つくことも多いのです。
アメリカではこの障害を持つ人は全人口の2パーセントもあり、さらに精神科外来患者の11%、入院患者では19%が境界性パーソナリティ障害の要素を持っていると言います。日本もそれに近づいてきているといわれています。



青年期に発症することが多いので、若い人の間では境界性パーソナリティ障害を持つ人は、大幅に割合が増えることになります。なかでも女性に多くみられ、80%をしめます。男性も20%を占めていて、性差がなくなっている現在では、男性が発症するケースも増える傾向があるようです。

2.見捨てられ不安と愛情飢餓

境界性パーソナリティ障害を持つ人は感情がとても不安定です。

たとえば、片時も離れたくないほどの恋人だったはずなのに、突然鬼のような怖い顔になり怒りまくる。たんなるお友達のはずなのに、夜中まで突き合せておきながら、翌日はがらっと態度が変わり激しく罵倒する、などなど・・・。

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境界性パーソナリティ障害の人は、大変深刻な「見捨てられ不安」をもっているのです。そのために、ささいな…

境界性パーソナリティ障害7…特徴(4)怒りのブレーキが効かない

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境界性パーソナリティ障害の人の怒りは激しく、予測不可能で、筋道を立てて話をしても抑えることができません。大雨の後の鉄砲水や地震や、晴れた日の雷のようなものです。現れるのと同じように、消えるのも突然です。

もう聞いているしかないほど怒りの激流となるので、相手をする人は疲れ果てて行きます。仕方がないから感情をなだめるために、境界性パーソナリティ障害の人の言うままになってコントロールされている家族があります。これは非常に多くあるケースです。この場合、家族の心の中には、出すことのできない怒りが蓄積されていくので、家庭の中の空気が非常に冷たくとげとげしいものとなりがちです。もっとも、境界性パーソナリティ障害の人の中には、自分の怒りを全く表現することができないという正反対の問題を抱えている人もいます。怒りがないのではなく、「少しでも怒りを表したらコントロールを失ってしまうとか、わずかな怒りでもそれを向けた相手が仕返しをするのではないかという恐怖心を抱いている」からです。怒りのブレーキが壊れているという感覚では共通しています。

通常このタイプの人は、怒りだけでなく、あらゆる感情が激しくて、それを抑えるブレーキが壊れているように感じています。それは彼らが痛みに対して、非常に過敏な心を持っているからです。ある専門家はこれを、全身の9割に重度の熱傷(やけど)を受けているような状態だといいます。「感情という皮膚がなく、わずかに触れたり、動いたりするだけでも、彼らは苦痛に悶えるのです」。ですから制御できなくて激しい反応が起きてしまうのです。
この敏感さは、境界性パーソナリティ障害の人が、潜在意識と同通しやすいこととも密接にかかわっています。鈍感な人であれば感じないので平気なことでも、潜在意識と同通して敏感な人にとっては、拷問なような苦しみを感じることがあるのです。心がむき出しになっていて、小さな刺激にも過敏に反応するのです。このタイプの人が、激しい猫舌であることも、しばしば見かけます。感覚も過敏であることが少なくないように思います。

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境界性パーソナリティ障害2…主な特徴と種類

①極端な気分、感情のブレが特徴

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・少し言い過ぎた言葉、その一言でむきになり、家を飛び出してしまう。時には自殺企図へと走ったりする。
・一言注意されると、もう怒りが爆発して、手が付けられないほど暴れまる。
・冗談で言った言葉にすら、深く傷つき思いつめてふさぎ込む。
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子どもやパートナーがこうした反応を繰り返すと、家族はしだいに腫れ物に触るように、顔色を常に窺いながら、機嫌を損ねるのを恐れながら暮らすようになっていきがちです。薄氷を踏むような危うさ――。家族は言いたいことを言えず、常に自分を抑えて暮らします。
こうして家族はその人に支配されているような状態に陥り、息苦しさを感じます。もちろん、ご本人にはそうした意図はありません。ご本人はどうしようもない感情・気分のブレに苦しんでいるのですが、結果的には周囲を支配しているのと変わらない状況が生まれがちです。

境界性パーソナリティ障害は、感情や気分、行動の変化があまりにも激しいという特徴があります。しかも変動の幅が大きすぎ、まったく正反対の方向へぶれたりします。
飛行機の操縦かんを動かし過ぎると、機体は激しく振動し、上下にもブレを繰り返すといいますが、同じことが心の操縦かんで起きているのです。
アメリカで作成された「DSM―Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引き」を見ると、境界性パーソナリティ障害の診断基準として次のような項目があります。

「顕著な気分反応性による感情不安定性」・・・(例)通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い深い気分、いらだたしさ、または不安。
「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」・・・(例)しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す。