日々の成長を目指して自己探求をしていくと、探究のテーマをどう設定するかについて、考えることがあります。
その時に、過去の自分を振り返りそこからテーマを探そうとする気持ちが起きることもあると思います。
もし、その過去が今の自分(の心境)に直接関係してくるのであれば、それはテーマになり得ます。
でも、今の自分の気持ちと直接関係がないのに、単に過去を取り上げるのであれば意味がありません。単に過去がえりをするだけです。
自己探求のテーマがなくなったら、「いまこの場で、この生活の中で起きていることを見る。そこには自分に関係した何かが起きている」と考えることが必要です。
家族の中に出てきた出来事にも、自分と共通する問題が出ていることがあります。家族におきていることをよく見て聴いて、自分に照らしてみ必要があります。
あるいは誰かと話して、その方のエネルギーの影響を受けていることもあります。その場合は、自分にもその方と同じ問題を抱えていて、相手のエネルギーをが引き寄せている可能性があります。そういう観点から自分を振り返ると、気づきが得られることがあります。
いずれにせよ、「今、ここ」に自分の探究するべきテーマがあります。
単なる過去の探究は効果が薄いのみならず、過去のその当時の波動に逆戻りするだけのことになるので弊害があることもあるのです。
過去は今(の心境)に関係する場合にのみ振り返るのがよいと思います。
心理カウンセラー 種村修 (種村トランスパーソナル研究所)
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