私が糖尿病対策と加齢対策で、食生活や運動などの生活習慣の改善にとり組んで 2 か月になります。そこで変化したことや気づいたことについて書きます。 先日、病院で血液検査を受けました。焦点は糖尿病の経過観察です。血糖値の 1 ~2か月の平均を示す数値といわれているヘモグロビン A1c ( H b A1c )が、 3 か月前の 6.6 から 6.5 に下がっていました。 ( この数値は国際的なき標準値である NGSP によるもの ) ヘモグロビン A1c の意味については、末尾に専門家による解説を載せましたので、関心がある方はご覧ください。日本糖尿病学会は、正常値を 6.2 未満と定めていますから、もう少し努力が必要です。 今秋の検査でヘモグロビン A1 c( H b A1c )の数値が下がったのは、数値的にはごくわずかの変化なのですが、実は前の検査の時より体重が 3 キロが増加していたことを勘案すると、非常に大きな変化です。体重が 3 キロも上がったのに、ヘモグロビン A1c の値が 0.1 下がった。これは、今まででは考えられないことが起きたのです。 今までは、体重が下がると H b A1c の数値が低下するという相関関係でした。しかし、還暦以降は下がりにくくなり、特に今年に入ってからは体重が下がったのに数値が微増に転じ、食事制限・体重減少に頼る従来型の対策法の限界をはっきり感じたのです。特に体重を下げると、体力がなくなって仕事に支障が出てくるので、別の方法を模索する必要があったのです。 そこで膵臓の働きを高める工夫をしました。その詳細は本ブログでも書きましたが、 http://tanemura2013.blogspot.jp/2017/07/blog-post_21.html 主なポイントは次の通りです。 ①膵臓の機能を高める食事をとりました。 レーバーとニラは週に一度は食べています。レバーは膵臓機能の向上に効果があります。ニラはその効果をさらに高めてくれる野菜です。ゆで卵は毎日とります。私は採食中心の生活が長く、動物性タンパクが極端に不足していたので、ゆで卵は動物性タンパク質を補充する意味があります。 ②栄養剤、ビタミン剤のたぐいを一切やめました。 人工的な栄養剤やビタミン剤