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7月, 2017の投稿を表示しています

心身の健康とエイジングケアのために⑤・・・腎臓の機能回復

膵臓を健康にする取り組みを始めてから私の心に小さな変化がありました。 考え方が前向きになってきたのです。 体重も 2 キロほど体重が増えました。 それによって身体がどっしりとしてきて、なんとなく頼りない感じが消えてきました。 それと並行して自信が増して、前向きの意欲がでるようになりました。 身体の変化は心の変化と直結しています。 今回は私の腎臓の健康について書きたいと思います。 還暦を迎える数年前から、頻尿が気になっていました。 頻尿は、トレノ回数が増えることで、一番困るのは夜中にトイレに行く頻度が増え睡眠不足を招くことです。 この頻尿は、腎臓の機能が低下していることから来ることがあります。 <前立腺肥大や過活動膀胱などが原因のときは、 1 回に出る尿の量は少なめになります。・・・   ところが腎機能低下である場合、毎回多量の尿が出ます。腎臓の機能が低下すると、体内に毒素が溜まるのを防ごうとして多量の尿を作るのです。この症状は、腎機能が低下し始めた初期の時に出るものなので、ここで異常を発見できれば、腎臓の状態を保つこともできます。ぜひ、サインを見逃さないようにしたいですね。> (引用先) http://www.lebronjamesonsale.com/hinnyou.html 私は中学 2 年生の時にネフローゼという腎臓の病気にかかり、1ヵ月間入院したことがあります。再発はしませんでしたが、中学時代のネフローゼの影響は、片方の腎臓にダメージとして残っています。そこに加齢が加わり、腎臓の稼働率はだいぶ低下していたようです。その結果の頻尿でした。 ですから、私の頻尿は腎臓が弱っていることを知らせるサインだったのです。 腎臓も、栄養剤やサプリなどの〇〇剤の影響は受けていました。 長年疲れを取るためにいろいろな○○剤をのみ続けてきたので、やはりその影響は腎臓もまぬがれません。 ○○剤が体内に入り腎臓に到達すると、腎臓が興奮状態 ( ハイ ) になります。 それは人工的にハイの状態になるので、その反動として落ち込みます。ハイの反動ですから、腎臓は疲れるわけです。 こうして腎臓は、いわば情緒が不安定化し、興奮と落ち込みのはざまで分裂症気味になっていたと言えます

心身の健康、エイジングケアのために④・・・膵臓の機能を向上させる

1.身体と心の密接すぎる関係 色心不二という言葉がありますが、これは身体と心の働きがいかに密接に関係しているかを教える言葉です。日ごろさまざまな人の心を見つめ、心の成長を願っている私も、身体面からのアプローチは不可欠だと感じています。 ただし、私は医学の専門知識はありませんので、あくまでも私個人の経験を公表することで、読者の方への良き刺激となることを願うのみです。 私は 30 代に急性膵炎を患って、 1 か月ほど入院したことがあります。ストレスと過食が主な原因だったと思います。その後も、脂肪肝という診断が出ていたように、ストレスからくる過食は止まりませんでした。しだいに血糖値が上がり、リストラを経験した 40 代の前半には、検査入院を勧められるほど血糖値が上がりました。膵臓の機能が非常に低下した証拠です。 その後、食生活の改善に取り組んだり、散歩などで運動量を増やし、糖尿病の薬がいらないところまで改善しました。体重も 50 代には 10 キロ以上落とし、血糖値も正常値よりもやや高めぐらいを維持できるようになっていました。 しかし、 60 歳を越えたころから、従来の努力では期待したような結果が出ず、もう一度年齢に合わせた生活習慣の総見直しをしなければいけないと思うようになりました。 そこで専門家の助けも借りながら、私の膵臓の状態を診断し、膵臓の機能が向上する生活習慣を築くように努力しています。まだ始めて日が浅いので数値の明確な結果は出ていませんが、体調は確実によくなっているので、途中経過ですが私の事例を書いてみたいと思います。 2.働かなくなっていた膵臓 一言でいうと、私の膵臓は怠け者になっていました。つまり昼寝しているような状態で、きちんと仕事していなかったということです。 その最大の原因は、私の栄養剤や疲労回復のサプリやエナジードリンクへの長年の依存でした。 膵臓だけではないのですが、私の内臓たちの気持ちを代弁すると、こうなるようです。 「俺たちが頑張るから健康を維持できているのに、本人は〇〇剤に頼って、疲れが取れたのも〇〇剤のおかげだと思っていて、ちっとも俺たちへの感謝がない。それなら俺たちは仕事したくない。」 このブログで数回書きましたが、疲労回復のための〇〇

変化が必要な時・・・行き詰った状態を変えるには

私は、職業を変える必要がある時が、何度かありました。そういう時は決まって、それまでの職業で成長の限界が来ており、元気がなくなっている状態が慢性化していました。 夜明け前は最も暗いものです。過去の最悪の時に自分自身の心身の状態がどうだったかを振り返ることは、同じような局面に差し掛かっている人にとっては、役に立つかもしれません。また私自身も、当時のことを振り返って今その時の反省が生かせているか、時折は点検する必要があります。その意味で、行き詰まりの極致にいたときの自分の内面を振り返ってみたいと思います。 当時の身体の状態は、丹田のある下腹部のあたりがカチカチに固くなっていました。まったく柔軟な思考ができない状態で、その精神状態と身体は連動しているようでした。胃も固くなっており、指で押すと痛みを感じました。これは心労の現れでもありました。 その時の私は、一つのことから一つのことしか学べない、硬直した思考の状態でした。あることが起きたら、その原因はいろいろあるはずです。少なくとも 3 つぐらいの原因が複合的に関わっているはずです。にもかかわらず一つしか考えられませんでした。 家庭でも職場でも、自分のことばかり考えており、一人の生活については考えていても、一緒にいる人との生活や一緒に仕事する人々をカバーする考え方ができませんでした。 知識を仕事の適用するときに、その知識が本当かどうかを自分が実際に確かめないまま、ある本に書いてあったからというだけで信じて使おうとしていました。それがどういう結果をもたらし、どういう点に注意しなければならないか、さまざまな可能性や危険性を確かめないままです。 これは、たとえて言うと食材を発注するために在庫確認するのに、アルバイトの人に確認してもらった数を鵜呑みにして、責任者の自分は直接確認しないようなものです。これでは誠がないと言われても仕方がありません。 当時は自分の失敗や苦しみについて、誰かの責任や他人からの影響を常に考えて、それを言葉にも出していました。自分こそが問題であるにもかかわらず、他者の影響ばかり気にして、自分が抜け落ちているのです。 百歩譲って、もし自分が誰かの影響を受けたとしても、それを呼び込むきっかけになる行動を自分はしたはずです。それをこそ振り返る必

心身の健康、エイジングケアのために③・・・入浴の効果

1.入浴は疲労回復につながる 疲労回復のために今まで利用していた〇〇錠をやめたのち、どうして疲れを取るかは工夫が必要でした。トマトはその一つですが、もう一つ重視しているのが入浴です。以前は疲れたときでもシャワーで済ませることが多かったのですが、疲労回復と内臓(私の場合はとくに膵臓)の働きを活性化させるためにも、入浴が不可欠だと考えるようになりました。 入浴のおもな効用には 3 つあります。 ① 温熱効果により血めぐりがよくなる ②   水圧によるマッサージ効果がある ③   浮力によるリラックス効果がある 2.温熱効果 入浴の温熱効果というのは、湯船につかって身体が芯から温まることで生れる効果のことです。 入浴して身体があたたまると血管が拡張しますので、 血流が良 くなります。 血流が良くなると身体にたまった 老廃物や疲労物質が身体の外に排出されます。その結果 、 疲れが取り除かれます 。また身体が温まり血流がよくなると 内臓の働きを活発 にします。さらに入浴は 自律神経の調子を整える効果 もあります。これらが温熱効果といわれるものです。 お湯の温度によって、温熱効果には違いがあります。 42 ℃以上のお湯につかると、交感神経が活発になり、しゃきっと目が覚めた状態になります。だから朝湯に適しています。 でも 37 ℃から 40 ℃のぬるめのお湯につかると副交感神経が働き、リラックスし、気持ちを落ち着かせる効果があります。寝る前にはこれが適しています。一般に体温より 4 度ほど高い水温がよいといわれているので、最適温度には個人差があり幅を持たせているのだと思います。 ところで、むくみを解消する効果について考えていきたいと思います。 実はむくみはストレスと密接に関係しています。ストレスなどで交感神経が優位になると、筋肉がかたくなって血液もリンパも流れが悪くなります。つまりむくみが起きます。むくみが生じると 老廃物や疲労物質が排出されないだけでなく、栄養や体温も運ばれないので、冷え性、肩こり、疲れがとれないなどの不調もあらわれてきます。 これを緩和するには、お湯に腰の上までの半身浴をするのがよいようです。何故かというと、全身の筋肉の70%が足にあり、その血行がよくなり足のむくみが緩和されてくると、全身の疲労回復

心を見つめるときの注意点・・・「今」をみつめる

実はこの原稿は自戒のために書いているのですが、自分の心を見つめる際の注意点ですので、他の方にも知っていただくと役に立つと思い、綴らせていただきます。 私は、「今」から目をそらして、「過去」を調べようとする癖があることを自覚しています。 「過去に何か原因があったから、いまこういう思いや行動が出るのだろうから、過去を調べてみたい」と、そう思いがちです。 またこれは過去世の影響ではないかと考え、深層潜在意識に原因となる心の傷があるのではないかと思いがちなのです。 実は過去の目がいき、過去のことを調べ出すと、過去のエネルギーが甦ってきます。 それは迷いのエネルギーだったり、欲望だったり、自己否定や悲観だったり、多くの場合、過去に発していたネガティブなエネルギーが甦るのです。そして心が過去へと引きもどされます。 しかも、過去とのつながりを見出すと、それでわかった気になって納得して終わってしまうことが少なくありません。 しかし、一番大切な問題は、「今」、そして「未来」をどう創るかにあります。 今の思いが過去の思いに直結している時は、その過去を調べることは「今」を見つめることに直接つながります。 ところが、いつも過去に目をやる癖がついていると、過去に引き戻されるばかりで、今を変えることもできず、まして未来が創れません。行動の変容が起きません。 「過去にこういうことがあったからこういう今があるのだ」と、幾ら納得しても、それで終わってしまえば、何も変わりません。 これは過去に向かうことで、 「今」や「未来」から逃げている のです。 自分が過去を調べている時、「今」から目をそらせていないかどうか、チェッする必要があります。 常に過去を見つめようとする癖は、それ自体が問題です。 自己成長に何の意味もなく、過去のエネルギーが戻ってくるだけということが少なくないからです。 「今」を見つめないと、自分の今の思いや感情に気づくことができません。 私たちは、「今」の感情や強烈な思いから目をそらさずに、向き合うことによってのみ、変化していけます。 心を見つめる時に過去を起点とする私の癖は、ある系統の仏教的な思想を学び過ぎたことでつけた、フィルターです。このフィルターを取り去って、「今」を

心身の健康、エイジングケアのために②・・・トマトの力

1.自己信頼 疲労してくると、「○○錠がのみたいな、栄養ドリンクやエナジードリンクが欲しいな」と、今までの習慣で思ってしまいます。 しかし、その時にこう思いました。 「いやいや、それでは自分の身体、特に内臓を信じていないことになる。内臓を信じなかったので、内臓が機能低下してきた。使われない身体の機能は退化するという原則により、膵臓も機能低下してしまった。これからは自分の内臓を信じようと決意したはずだ。『君たちの働きが必要だ、頑張って支えてくれ。』そういう思いをもって信頼すれば、内臓は強くなり、膵臓も働きを再開してくれるはずだ。いまこそ自分は自己信頼を徹底しよう。」 自分を信じる ということは、内臓をはじめとする身体が自分で自分を回復させ健康にする能力があることを信じ、 内臓に良い仕事をしてもらうために必要な栄養や運動や休養を与える努力をすること だと思います。 2 .トマトは疲労を回復させる 疲労回復 のために私が選んだものは、 トマト です。 ○○錠を飲むのをやめて、トマトを食べたり、トマトジュースを飲むことにしました。 調べてみるとトマトには疲労を回復させる力があることがわかりました。 その力の源は、トマトに多く含まれる「 疲労回復のビタミン 」である ビタミン B1 と、 疲労物質の乳酸を燃やすクエン酸 です。トマトにはこれらが非常に多く含まれているようです。 <トマトに含まれる ビタミン B1 には、ブドウ糖を分解しエネルギーにかえる働きがあり疲労回復のビタミンとも呼ばれています。 またトマトにはクエン酸をはじめとした有機酸が豊富です。 クエン酸は疲労物質である乳酸を燃やし疲労回復に効果 があります。>   ( 参考ブログ記事:「トマトの効能・効果」 http://tomatokounou.wpblog.jp/archives/category/%E7%96%B2%E5%8A%B4%E5%9B%9E%E5%BE%A9 ) トマトに含まれる クエン酸の疲労回復の効果 は、折り紙付きだそうです。 < 「 トマト

心身の健康、エイジングケアのために①・・・栄養剤の常用の問題

1. 60 歳を境に身体が変わった 私は今年 61 歳になりましたが、 60 歳を越えてから、血糖値の変化が今までと変わってきたことを実感しています。 それまでは、体重の減少に応じて、血糖値やヘモグロビン a1c などの糖尿病の指数が下がっていたのです。 50 代には 10 キロの減量をすることで、相当血糖値が改善し、正常値よりやや高めくらいを保つことができました。 ところが、 60 歳を越えてから、体重がやや下がっているにもかかわらず、指数がすこしですが上がったのです。これはショックで、従来の考え方を変えないと加齢とともに衰える身体の健康を維持できないと実感しました。   心の状態は、身体の健康状態と非常に密接な関係があります。それがどれほど密接かを経験するたびに、色心不二(身体と心はひとつである)という言葉が、いかに切実な響きを持っているかを感じざるをえません。 そこで、私が経験し体験した範囲に限定して、健康法について書きながら、私自身も心身の健康についてもっと理解を深めて行きたいと思います。 2.栄養剤をやめた理由 私はこれまで定期的な健康診断で血液検査を重ねても、糖尿病の指標以外にはどこも問題はありません。 50 代に抱えていた脂肪肝も、 10 キロの減量をしてからは、消えました。 だから糖尿病だけに注意し、定期的な検査を行い、完治を目指していました。 糖尿病は膵臓の機能が低下して起きる病気です。私は過去に 30 代でストレスと過食から急性膵炎を患っています。したがって膵臓の働きが弱いことは想像していました。   実際に膵臓はやる気を失った状態であったようです。 その原因の一つは、これまでのみ続けていた○○錠などの栄養剤の常用です。この種の錠剤やドリンク類は、一時的な効果はあるのですが、長い目で見ると膵臓等の働きを弱めるように作用していたようです。その結果、膵臓がすっかり怠け者になり、弱っていたようです。 私は、自分の身体に対する自己信頼の欠如を反省し、自分の臓器が持っている本来の力に信頼することで、疲れにも対応し、元気に生活できることを目指そうと決意しました。