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感情を調べる①・・・怒りと投影




感情は自分を知る手がかりです。
その中でも怒りは、手掛かりとしてわかりやすいと思います。

人間関係の中で、ある時ある人に、なぜか怒りが湧いてくるという経験が私にはあります。
参考になるかもしれませんので、その時に振り返ってみたことを述べたいと思います。

あるとき、若い人と一緒にある作業をしていました。
私は、その若者が自分の好きなことは熱心にやるのに、興味がないことはやりたがらないという怒りが湧いてくるのを感じていました。

同時に、そう感じる私に、違和感を感じました。
なぜなら、その時は、その若者が露骨に好き嫌いで仕事をしていたわけではなかったからです。
にもかかわらず、「この人は自分が好きなことだけをしている」という怒りが心の中から湧いてきていたのです。

私以外の他人の思いが混入していないかと反省しました。
一つ思い当たったのは、一緒に作業をしてた何人かの人が、その若者に対して同じ批判を本人がいないところで話していたことです。他人の怒りを吸い込んでいて、その想念が私に働きかけていた可能性がありました。

他人の想念のエネルギーの影響は、その影響に気づいて、それを確かにあると認めることで、自分とは分離できます。自分とは違う思いだと、一線を引くことで、他人に影響を受けない本来の自分の思いに向き合えるのです。

この時は、他人の思いを分離した後でも、怒りが残っていました。
こういう場合は、投影の可能性を検討する必要があります。
つまり、私の深層潜在意識が今の自分の在り方に対して怒っていることを、誰かに投影して、その人への怒りとして感じる。これが投影です。
投影があると、問題としている対象は単に自分の隠れた感情を映してくれる鏡に過ぎません。

そこで投影だとすると、私の深層潜在意識は、今の私に対して「好きなことだけして、したくないことはやろうとしない」と怒っていることになります。
そういう自分があるだろうかと振り返ってみると、ありました。
自分自身を見つめることに対して抵抗があり、なかなか向き合おうとせずに、いろいろ興味のあることに気をそらせ、時間を費やしていた自分があったのです。
「こういう自分に対して、私の深層潜在意識は怒っているのだな」
そう思うと、腑に落ちました。
そして、逃げている自分を反省しました。
「逃げないで向き合おう、好きなことだけしないで、苦手なことに挑戦しよう。」
改めてそう思いました。

投影という心の機能を理解していると、深層潜在意識の立場から自分を見つめ、気づきを得ることができます。

種村トランスパーソナル研究所(心理カウンセラー種村修)
メールカウンセリングや電話でのカウンセリングを行っております。
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