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夢で心を見つめる①・・・自分勝手



ある中年男性は、こんな夢を見ました。

彼が30代のころ勤めていた職場の同僚とその奥さんと思われる女性が夢に出てきました。その女性が「私のことを何もかまってもらっていない。自分一人で勝手に生きている」と大きな口を開けて抗議していました。

しかしその女性は、どう見ても彼が知っているその同僚の妻ではありません。どこかで見た顔だと思って考えているうちに、それが20代に勤めていた別の職場で一緒だった同僚の奥さんだと気がつきました。

夢の中の同僚の男性は30代の職場で一緒だった人で、夢に出てきた女性は20代の職場で出会った人だということは、20代と30代の二つの職場時代を通して共通している問題を、夢が語っていると思われます。

夢で見る同性の人物は、自分自身の影でもあると思われます。
これはユングが見出した分析法です。

影とは自分では意識できていない自分自身のネガティブな側面です。
それに対して女性は、この場合は伴侶に対する接し方の問題点を教えてくれるものだと思われます。
この女性がユングの言うアニマ(自分の魂の中にある女性の意識)と言えるかどうかまではわかりません。

彼は自分の関心事にひき籠る傾向があり、伴侶はそういう自分をひたすら支えてくれる存在という思い込みを持っていました。そして、ともすれば自分自身の世界に籠って、妻と共有してこなかったという反省をしていました。

彼は努力しているつもりではありましたが、変われていなかったのです。独断専行が多く、伴侶に相談して決めるということを忘れがちなので、その態度を改めよ、とこの夢が教えているようです。

彼は、要するに「自分勝手」だったのです。自分一人で生きている行動が多かったのです。

この夢の女性は、そうとう大きな声で、口を大きく開けて抗議していたので、本当にこの声を真剣に受けとめて、身勝手な態度を変える必要があると、そう警告している夢だったに違いありません。

種村トランスパーソナル研究所(心理カウンセラー種村修)
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