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掃除の力⑦・・・リセットする力



カウンセリングのブログで、あえて掃除について取り上げているのは、大きな意味があります。
自分が今の苦境を打ち破りたい、変わりたいと思った時に、掃除の実践が非常に大きな意味を持つからです。これは体験を通して確信です。

悩みや混乱のさなかにある時の自宅や自室を見てみると、まず間違いなく雑然としています。
不要なものが数多くあり、執着がそこに込められています。
掃除ができていなくて、雑然としており、汚かったりします。

こういう時に、家の掃除に徹底して取り組み、部屋がきれいになってくると、心がリセットされて、意欲が生まれてくるのです。
また、きれいになった空間は、心もさっぱりして、モヤモヤした気持ちが薄れていきます。
そうした体験を何度もしていますし、そうして変わっていった人を見てきてもいます。

リセットするには、自分に必要がないものは、バッサリと捨てることが必要です。
ゲームであったり、本や雑誌であったり、ハンドバックであったり、洋服であったり、人によっていろいろだと思いますが、今不要で、これからも当分使わないだろうというものは、まずバッサリと捨てることが必要です。
これが「捨」です。
これは自分が生まれ変わる決意の行動化でもあります。
過去の執着していたものに引っ張られるのを断つために、「捨てる」ことがまず必要です。

この機微を断捨離という言葉で、上手に表現している人もいます。
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。

いらないものを断ち、捨てる。
これによって執着を断つことが促されます。
これが変化への第一歩となります。

次に家の中、部屋の中を徹底的にきれいに掃除することです。
悶々としていた想念はさまざまな汚れと一緒になって、部屋中に付着しています。
その汚れがそのままだと、過去に出していた悩みの想念に取り囲まれているようなものです。
これを徹底的にきれいにすると、家の中の磁場が変わります。
悪い想念が入ってきにくくなり、自分でも発しにくくなるのです。
気分が変わりますので、心が洗われたような、白紙の状態で物事に取り組む意欲が出てきます。

残った必要なものは、同種類のものを分かりやすく一か所に分類整理して、保管します。
整理整頓です。
こうすると必要なものが出てきても、すぐに見つかるので、探している余計な時間が短縮できます。生産性が上がるのです。

私は自宅での仕事の集中力を上げるために、仕事を始める前に、机と棚と窓ガラスとドアを拭き、床に掃除機をかけるようにしています。
その時間が惜しい気もするのですが、掃除してから始めると、集中力が各段に増すために、結局多くの仕事ができるようになりました。

掃除には「リセットする力」があると思います。

<ご相談、承っております>
種村トランスパーソナル研究所(心理カウンセラー・種村修)
℡:090-8051-8198

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境界性パーソナリティ障害1…愛情飢餓の苦しみを抱えて

1.決して珍しくない症状



境界性パーソナリティ障害は、最近増えつつあるのですが、対人関係が難しいという特徴があるので、大変厄介です。リストカットを繰り返したり、自殺の企てを何度もしたり、摂食障害で拒食症や過食症に悩んだり、家庭内での親への暴力、援助交際などの性的逸脱などなど、こうした激しい行動の背景には、往々にして境界性パーソナリティ障害が潜んでいます。これに薬物への依存が加わることもあります。
そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


特に境界性パーソナリティ障害への対応で難しいのは、通常の場合、その人を熱心に支えようとすればするほど、症状が悪化していくことです。親身に支えてくれる人に対して、どんどん要求をエスカレートさせたり、攻撃的で衝動的になったり、自殺の企てを繰り返すことも少なくありません。そのために親身になって支援しようとした人自身が傷つくことも多いのです。
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境界性パーソナリティ障害7…特徴(4)怒りのブレーキが効かない

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②怒りの奥にある生き残り戦略…

境界性パーソナリティ障害2…主な特徴と種類

①極端な気分、感情のブレが特徴

境界性パーソナリティ障害を抱えた子どもやパートナーと一緒に生活すると、次のような経験をすることがあります。
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・少し言い過ぎた言葉、その一言でむきになり、家を飛び出してしまう。時には自殺企図へと走ったりする。
・一言注意されると、もう怒りが爆発して、手が付けられないほど暴れまる。
・冗談で言った言葉にすら、深く傷つき思いつめてふさぎ込む。
・何気ない動作が、愛情の希薄さだと責められて、唖然としてショックを受ける。
子どもやパートナーがこうした反応を繰り返すと、家族はしだいに腫れ物に触るように、顔色を常に窺いながら、機嫌を損ねるのを恐れながら暮らすようになっていきがちです。薄氷を踏むような危うさ――。家族は言いたいことを言えず、常に自分を抑えて暮らします。
こうして家族はその人に支配されているような状態に陥り、息苦しさを感じます。もちろん、ご本人にはそうした意図はありません。ご本人はどうしようもない感情・気分のブレに苦しんでいるのですが、結果的には周囲を支配しているのと変わらない状況が生まれがちです。

境界性パーソナリティ障害は、感情や気分、行動の変化があまりにも激しいという特徴があります。しかも変動の幅が大きすぎ、まったく正反対の方向へぶれたりします。
飛行機の操縦かんを動かし過ぎると、機体は激しく振動し、上下にもブレを繰り返すといいますが、同じことが心の操縦かんで起きているのです。
アメリカで作成された「DSM―Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引き」を見ると、境界性パーソナリティ障害の診断基準として次のような項目があります。

「顕著な気分反応性による感情不安定性」・・・(例)通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い深い気分、いらだたしさ、または不安。
「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」・・・(例)しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す。