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(投稿)「憎しみ」と「自他一体」



 (紹介)
カウンセラーの「大」さんからの投稿をご紹介します。テーマは「自他一体」です。それは人と自分を無境界とする見方です。
超越(トランスパーソナル)心理学では、人は根源的には超越潜在意識が分化したものであると捉えています。超越潜在意識が分化して、深層潜在意識となります。これが個性の始まりです。深層潜在意識には、幾転生の中で蓄積された記憶が含まれています。ゆえに本来「自他一体」でありつつ、お互いに異なった個性や特質、異なった価値観があると見ています。憎しみは自他一体の生命が、本来の姿を見失った、損なった状態です。それゆえに苦しみと感じるのです。
こうしたトランスパーソナルな考察を、「大」さんの投稿に見てゆきたいと思います。

(投稿)

なぜ人は憎しみという感情を抱くのでしょうか。


憎しみを抱く前提となるのが、自他は別であるという「念い」です。


自他を分け、かつ、自が他より害されたという感情により、憎しみを抱くようになります。


自が害された分、他を害そうとする念いが、その憎しみという感情の正体です。


そして、憎しみという感情は、自他を分ける意識をさらに増大させてしまいます。


自他を分ける感情というものは、魂が個性を持った時点で持ってしまう宿命的なものでしょう。


しかし本質的には、「別れた存在でありながら、一体のものである」。


そうしたことを魂の本質的な部分は、知っていると思います。


であるからこそ、自他がわかれた存在でありながら「自他一体」を理解することができると思うのです。


そのことを知っていれば、本来は「憎しみ」という感情は存在しないのではないでしょうか。


自他がわかれたときに発生した「反」の作用の部分。

それが「憎しみ」の起源でもあると考えることができると思います。


「反」の作用とは、どこまでも自他を隔離していこうとする力です。


その先には、憎悪、争いが存在します。


人が「憎しみ」を抱くとき、本来の魂の意識からは大きくかけ離れたものとなってしまうのではないでしょうか。


どんなに正当に見えるような理由があっても、「憎しみ」の念いを抱くと、いつしか、「反」の力に魂をコントロールされることになってしまうとおもうのです。


心をコントロールしなければいけない理由は、ここにあると思います。
それは本来の自分の自覚、自他一体の自覚を失わないためです。


「憎しみ」という感情は、人情的にみれは、自然なものに見えるかもしれません。


しかし、本質は「自他一体」という概念があり、それが心の真実であるとすればどうでしょうか。


その人が行っている行為は「悪」かもしれないが、存在自体は「善」であるはずです。


全ての存在が肯定される、ということは、実はそうした大いなる真実の目から見たときに出てくる真実ではないでしょうか。


真実を知るには、まず「自他一体」を受け入れることから始めなければならないと思うのです。(「大」)



 <ご案内>
種村トランスパーソナル研究所ではカウンセリングを行っています。
直接お会いする対面カウンセリングとともに、電話カウンセリングやメールによるカウンセリングも行っています。相談してみたいと思われるかたは、お気軽にご連絡ください。
初回30分までの電話相談は無料です。
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