スキップしてメイン コンテンツに移動

(投稿)悲しみを乗り越えて

 
(コメント)「大」さんからの投稿です。彼は深層潜在意識にある過去世の記憶が、何種類もカウンセリングの中で出てきて、彼が昔から感じていた「悲しみ」の感情の原因が、そこにあることは感じていました。思いだし、吐き出す作業はしてきましたが、それだけでは完全に消えませんでした。さらに心の奥底からの導きが、彼には必要だったのです。その奥底の声を、彼は「天御中主神」と感じました。これは一つのシンボルであり、その意味での神名であると捉えてよいと思います。

 

1.不安

朝起きると、何とも言えない不安が襲ってきます。

ほぼ毎朝、この不安との格闘から一日が始まります。

この不安の感情と向き合い、見つめる作業をします。

この不安の形は? 大きさは? 色は?

冷たい? 臭いは? 手触りは? 硬い、それとも柔らかい?

このように、体の全神経を使って、不安のという感情を客観的に見つめていきます。

最初は、あまりにも漠然としていたものが、

おぼろげではありますが、不安というものの正体が見えてきます。

 

2.自己否定

自分のなかにある「不安」という形なきものの正体

それは、強い自己否定を伴ったもの

限りなく無価値な存在、そんな自分が存在していることが苦しい

自分の存在を消してしまうことによって、楽になれる

存在していることがつらい・・・

 

3.過去世の記憶

過去世において、多くの人を不幸にしてしまった

仕方ない、自分の力ではどうすることもできなかったが、

自分には、罪悪感だけが残った

そして、この自分が存在していることの罪悪感と

人を幸せにできなかったことに対する無力感・・・

 

4.罪悪感

そして次に生まれるときは、迫害されることを選んだ

自らの罪悪感ゆえに

自らも同じ苦しみを受け、罪悪感を打ち消そうとして

 
しかし、この心の苦しみは解消されることはなかった

罪悪感は、自らに苦しみを課したとしても

カルマの刈り取りにはなるかもしれないが、消し去ことはできないのだ
 

罪悪感とは、心の中に刻まれた深い深い傷

その傷を叩いても、治ることなどないのだ

 

5.心の奥底からの声

心の中には、深い悲しみが広がっている

不安の中には、深い悲しみが横たわっていた

自分はずっと苦しんできた

幾転生にもわたって

悲しみを背負い、苦しみを背負って・・・

 
「もう苦しむことはない

自分を責める必要もない」

 
心の奥から声なき声が響いてくる

知らず知らずに神の名を呼ぶ

天御中主神、天御中主神・・・
 

「汝、新生せよ!」

 
心の中に繰り返し繰り返し響きわたる

 

6.新生

不安の奥を見つめて見ると、その原因が奥深くまで続いている場合があります。

自分の場合でも、全貌はまだとらえきれていません。

ただ、心の内を見つめようと努力を続けることで、

心が正しい方向を向いている限り、大きな助力が得られることは確かなようです。

 
新生するとは、雛が卵の殻を破って、外に出るようなものでしょうか。

殻を破るという苦難を乗り越えて、新たに雛として新生することができます。

しかし、内側から突ついても、殻が厚くて破れなければ、雛は殻の中で死んでしまいます。

この雛の努力に呼応して、外側から助力をして下さる方々がおられます。

 
私たちは決して孤独ではない。

そう信じることによって、いつしか、心の中にある悲しみを乗り越え、

苦しみから解放される日がやってくると確信しています。(大)

 

 

コメント

このブログの人気の投稿

境界性パーソナリティ障害1…愛情飢餓の苦しみを抱えて

1.決して珍しくない症状



境界性パーソナリティ障害は、最近増えつつあるのですが、対人関係が難しいという特徴があるので、大変厄介です。リストカットを繰り返したり、自殺の企てを何度もしたり、摂食障害で拒食症や過食症に悩んだり、家庭内での親への暴力、援助交際などの性的逸脱などなど、こうした激しい行動の背景には、往々にして境界性パーソナリティ障害が潜んでいます。これに薬物への依存が加わることもあります。
そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


特に境界性パーソナリティ障害への対応で難しいのは、通常の場合、その人を熱心に支えようとすればするほど、症状が悪化していくことです。親身に支えてくれる人に対して、どんどん要求をエスカレートさせたり、攻撃的で衝動的になったり、自殺の企てを繰り返すことも少なくありません。そのために親身になって支援しようとした人自身が傷つくことも多いのです。
アメリカではこの障害を持つ人は全人口の2パーセントもあり、さらに精神科外来患者の11%、入院患者では19%が境界性パーソナリティ障害の要素を持っていると言います。日本もそれに近づいてきているといわれています。



青年期に発症することが多いので、若い人の間では境界性パーソナリティ障害を持つ人は、大幅に割合が増えることになります。なかでも女性に多くみられ、80%をしめます。男性も20%を占めていて、性差がなくなっている現在では、男性が発症するケースも増える傾向があるようです。

2.見捨てられ不安と愛情飢餓

境界性パーソナリティ障害を持つ人は感情がとても不安定です。

たとえば、片時も離れたくないほどの恋人だったはずなのに、突然鬼のような怖い顔になり怒りまくる。たんなるお友達のはずなのに、夜中まで突き合せておきながら、翌日はがらっと態度が変わり激しく罵倒する、などなど・・・。

こうした極端に不安定な気持ちや言動の元にあるのは「相手に見捨てられるかもしれない」という不安です。しかも、その「不安」は、本人が思いこんでいるだけで、相手にしてみれば全く心当たりがない場合がほとんどです。そのため何を怒っているのか、見当がつきません。

境界性パーソナリティ障害の人は、大変深刻な「見捨てられ不安」をもっているのです。そのために、ささいな…

境界性パーソナリティ障害7…特徴(4)怒りのブレーキが効かない

①感情がコントロールできない

境界性パーソナリティ障害の人も私たちも、もっている感情に違いはありません。ただ違うのは、私たちより「物事を強烈に感じ、より激しい形で反応し、自分自身の感情や行動をうまくコントロールできない」ということです。
境界性パーソナリティ障害の人の怒りは激しく、予測不可能で、筋道を立てて話をしても抑えることができません。大雨の後の鉄砲水や地震や、晴れた日の雷のようなものです。現れるのと同じように、消えるのも突然です。

もう聞いているしかないほど怒りの激流となるので、相手をする人は疲れ果てて行きます。仕方がないから感情をなだめるために、境界性パーソナリティ障害の人の言うままになってコントロールされている家族があります。これは非常に多くあるケースです。この場合、家族の心の中には、出すことのできない怒りが蓄積されていくので、家庭の中の空気が非常に冷たくとげとげしいものとなりがちです。もっとも、境界性パーソナリティ障害の人の中には、自分の怒りを全く表現することができないという正反対の問題を抱えている人もいます。怒りがないのではなく、「少しでも怒りを表したらコントロールを失ってしまうとか、わずかな怒りでもそれを向けた相手が仕返しをするのではないかという恐怖心を抱いている」からです。怒りのブレーキが壊れているという感覚では共通しています。

通常このタイプの人は、怒りだけでなく、あらゆる感情が激しくて、それを抑えるブレーキが壊れているように感じています。それは彼らが痛みに対して、非常に過敏な心を持っているからです。ある専門家はこれを、全身の9割に重度の熱傷(やけど)を受けているような状態だといいます。「感情という皮膚がなく、わずかに触れたり、動いたりするだけでも、彼らは苦痛に悶えるのです」。ですから制御できなくて激しい反応が起きてしまうのです。
この敏感さは、境界性パーソナリティ障害の人が、潜在意識と同通しやすいこととも密接にかかわっています。鈍感な人であれば感じないので平気なことでも、潜在意識と同通して敏感な人にとっては、拷問なような苦しみを感じることがあるのです。心がむき出しになっていて、小さな刺激にも過敏に反応するのです。このタイプの人が、激しい猫舌であることも、しばしば見かけます。感覚も過敏であることが少なくないように思います。

②怒りの奥にある生き残り戦略…

境界性パーソナリティ障害2…主な特徴と種類

①極端な気分、感情のブレが特徴

境界性パーソナリティ障害を抱えた子どもやパートナーと一緒に生活すると、次のような経験をすることがあります。
・何のことはないごく些細な言葉で、さっきまで楽しくしていたのが、急に怒りだして手がつけられなくなる。
・少し言い過ぎた言葉、その一言でむきになり、家を飛び出してしまう。時には自殺企図へと走ったりする。
・一言注意されると、もう怒りが爆発して、手が付けられないほど暴れまる。
・冗談で言った言葉にすら、深く傷つき思いつめてふさぎ込む。
・何気ない動作が、愛情の希薄さだと責められて、唖然としてショックを受ける。
子どもやパートナーがこうした反応を繰り返すと、家族はしだいに腫れ物に触るように、顔色を常に窺いながら、機嫌を損ねるのを恐れながら暮らすようになっていきがちです。薄氷を踏むような危うさ――。家族は言いたいことを言えず、常に自分を抑えて暮らします。
こうして家族はその人に支配されているような状態に陥り、息苦しさを感じます。もちろん、ご本人にはそうした意図はありません。ご本人はどうしようもない感情・気分のブレに苦しんでいるのですが、結果的には周囲を支配しているのと変わらない状況が生まれがちです。

境界性パーソナリティ障害は、感情や気分、行動の変化があまりにも激しいという特徴があります。しかも変動の幅が大きすぎ、まったく正反対の方向へぶれたりします。
飛行機の操縦かんを動かし過ぎると、機体は激しく振動し、上下にもブレを繰り返すといいますが、同じことが心の操縦かんで起きているのです。
アメリカで作成された「DSM―Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引き」を見ると、境界性パーソナリティ障害の診断基準として次のような項目があります。

「顕著な気分反応性による感情不安定性」・・・(例)通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い深い気分、いらだたしさ、または不安。
「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」・・・(例)しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す。