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(投稿)怒りの対処法 5


仕事でのトラブル

仕事での取引で、取引先と電話で連絡を取ったときのこと。
 取引先の指示に従って、こちら側が用意した内容を準備をし終えて、確認の電話をしたとき、その内容では、こちらでは対応できないという話をしてきました。
 自分では、取引先の話を信用して、この準備をするために、ある程度のお金をかけて準備したのですが、それが全く無駄になるかもしれないということが判明しました。
 私もさすがにキレそうになり、声を荒げて「話が違いますよ・・」と言い返したら、さすがに先方もこちらの様子を察したのか、相当にアセった様子だったので、「いかん、いかん・・」と少し冷静になりました。
 ここで、少し頭の中を整理して、「今、自分にとって何が大切か?」ということを考えました。

「この不条理な状況に対して、相手の責を責めても仕方がないことだけはわかりました。目的は、自分の仕事のゴールにたどり着くこと。ゴールまでの道のりは、いくらでもパターンはある。目の前に障害物が現れたら、それをいかにくぐり抜けていくか。とりあえず、ゴールだけに集中しよう。

そう考えて、1つ1つ対応をしていきました。その結果、何とか大きな問題にならずに、仕事の目的は達成されました。

目の前の障害物
 その翌日、車で急いで道を走っていたときのこと。思いの外、赤信号とゆっくり走る車に前を阻まれ、かなりイライラしているのを感じました。そのときに、前の日の、仕事での出来事を思い出しました。
「焦るな。ゴールにたどり着くのはどうしたら良いかを考えろ。」
そうして、気持ちを切り替えながら、無事時間通りに目的地にたどり着くことができました。

 ある目的を果たそうとするとき、目の前に障害物が現れると、その障害物に対しての怒りがわいてきます。自分の目的を達成することを阻害する要因であるからです。自己防衛本能として、そのような怒りがわいてくるのでしょう。
 自分はしばしばそのような怒りに心を悩まされてきました。頭ではわかっているのですが、どうしても「怒り」という感情がわいてきます。
 怒りを発してしまった後は、自分の心が未熟であることを責め、自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。

内なる声の導き
 そんな中、今回の経験をきっかけに、怒りについて、どのように対処すべきか、自分の心に問いかけてみたところ、このような答えが返ってきました。

 自分の目的を達しようとする心は決して悪い思いではない。人間は、本能として、自己実現の欲求を持っている。自ら考え、その目的を達成しようとすることは別に悪いことではないのだ。それは日常の生活のような小さなことから、自分の人生をかけた一大事業に至るまで、その本能というものは影響している。神から分かれ、神の思いを実現するためには、必要なものであるのだ。
 問題は、目の前に現れた障害物に対する「とらえ方」にあるのではないのか。自分を「自然と分離した存在」としてとらえるならば、自分の周りに現れた障害物は全て敵と見えるであろう。その敵と見えしものが、本当に「敵」であるのかを考えてみることだ。そして、自分が大いなる存在の一部であるということを悟った時、もしくは悟りに近づいていくにつれ、「敵」と見えし存在が、実は「敵」ではないことに気づくでしょう。

具体的な対処法
  そして、具体的には、次のような方法で対処することにしました。
1.まずはゴールを目指すことに注力する。
2.途中に障害物(と見えしモノ)が現れたとしても、ゴールに到達するために、いかにきりぬけるかに注力する。
3.それでも、ゴールに到達することができなかった、もしくは満足のいく結果を得られなかったとしても、それはそれで受け入れる。そこに大いなる力が働いたということを認める。
4.自分は常に大いなる導きの下にあるということを信じる。そうすれば、エゴに振り回されることなく人生を渡っていけるようになる。

 ゴールを設定し、その目標に向かって進んでいくことは決して悪いことではありません。問題は、その目標に向かう過程での、心の持ち方です。進化をすることが良い結果になるか悪い結果になるかは、この部分が大きく影響してくると思います。

 目標を達成するにあたって、達成を阻害するモノが、自分にとっていったいどんな意味があるのか。そうした問いかけが必要であると思います。目の前を阻む障害物に対して、怒りをもって相対するのか、それとも自分を磨く砥石としてとらえていくのか。そして、何のためにゴールに向かうのか。その過程で何を得るのか。そのことを自分に問いかけながら、前に進んできたいと思います。 ()

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境界性パーソナリティ障害1…愛情飢餓の苦しみを抱えて

1.決して珍しくない症状



境界性パーソナリティ障害は、最近増えつつあるのですが、対人関係が難しいという特徴があるので、大変厄介です。 リストカットを繰り返したり、自殺の企てを何度もしたり、摂食障害で拒食症や過食症に悩んだり、家庭内での親への暴力、援助交際などの性的逸脱などなど、こうした激しい行動の背景には、往々にして境界性パーソナリティ障害が潜んでいます。これに薬物への依存が加わることもあります。
そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


特に境界性パーソナリティ障害への対応で難しいのは、通常の場合、その人を熱心に支えようとすればするほど、症状が悪化していくことです。親身に支えてくれる人に対して、どんどん要求をエスカレートさせたり、攻撃的で衝動的になったり、自殺の企てを繰り返すことも少なくありません。そのために親身になって支援しようとした人自身が傷つくことも多いのです。
アメリカではこの障害を持つ人は全人口の2パーセントもあり、さらに精神科外来患者の11%、入院患者では19%が境界性パーソナリティ障害の要素を持っていると言います。日本もそれに近づいてきているといわれています。



青年期に発症することが多いので、若い人の間では境界性パーソナリティ障害を持つ人は、大幅に割合が増えることになります。なかでも女性に多くみられ、80%をしめます。男性も20%を占めていて、性差がなくなっている現在では、男性が発症するケースも増える傾向があるようです。

2.見捨てられ不安と愛情飢餓

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こうした極端に不安定な気持ちや言動の元にあるのは「相手に見捨てられるかもしれない」という不安です。しかも、その「不安」は、本人が思いこんでいるだけで、相手にしてみれば全く心当たりがない場合がほとんどです。そのため何を怒っているのか、見当がつきません。

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境界性パーソナリティ障害7…特徴(4)怒りのブレーキが効かない

①感情がコントロールできない

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もう聞いているしかないほど怒りの激流となるので、相手をする人は疲れ果てて行きます。仕方がないから感情をなだめるために、境界性パーソナリティ障害の人の言うままになってコントロールされている家族があります。これは非常に多くあるケースです。この場合、家族の心の中には、出すことのできない怒りが蓄積されていくので、家庭の中の空気が非常に冷たくとげとげしいものとなりがちです。 もっとも、境界性パーソナリティ障害の人の中には、自分の怒りを全く表現することができないという正反対の問題を抱えている人もいます。怒りがないのではなく、「少しでも怒りを表したらコントロールを失ってしまうとか、わずかな怒りでもそれを向けた相手が仕返しをするのではないかという恐怖心を抱いている」からです。怒りのブレーキが壊れているという感覚では共通しています。

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さらに境界性パーソナリティ障害をもつこのタイプの人は往々にして恋愛感情に入っていきやすいので、理想の相手に見えて恋心に火がつくことも少なくありません。しかし、これはこの人の中にある理想の父親もしくは母親の投影として、理想の恋人に見えているのであって、本当の恋心とはいえません。


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