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4月, 2014の投稿を表示しています

キレる心を治す・・・・栄養カウンセリングのアプローチ

現在新しい流れとして分子整合精神医学と呼ばれるアプローチがあります。脳が必要とする栄養素を調整することで、精神疾患を治したり症状を和らげようというアプローチです。これには切れやすく攻撃的な精神状態の改善、うつの改善、統合失調症の改善などに、大きな効果をあげています。

特に、「切れる」子供や大人が近年急増する理由には、食生活の問題が潜んでいる場合が少なくありません。この場合には、心理のカウンセリングだけでは不十分であり、栄養面からのカウンセリングが必要になります。
低血糖の恐怖
 現代はカロリーのとり過ぎにより血糖値(血液中の糖分の濃度)が高くなる糖尿病が問題になっています。ところが、精神面では甘いもののとりすぎからくる低血糖が大きな問題となるのですが、これは意外に知られていません。
 砂糖が多く含まれているコーラなどの清涼飲料や、ケーキやチョコレートなどの過剰摂取によって砂糖(特に白砂糖)をとりすぎると、低血糖が発生することがあります。低血糖というのは血液中の糖分の濃度が異常に下がり、脳を始め体に必要な養分が不足して深刻な機能低下を起こす怖いものです。それが砂糖のとりすぎで起こることがあるのです。
砂糖をとりすぎると低血糖になるというのは意外ですが、真実です。そうなる体の仕組みをご紹介します。
まず、砂糖が大量にふくまれた清涼飲料や菓子類を大量に食べると、血中の糖の濃度が急速に上昇します。するとそれを抑えるために、膵臓からインシュリンが大量に分泌されます。その結果、血中の糖の濃度が大幅に下がって、低糖症になるのです。
低血糖になると、身体はもちろん特に脳の働きが低下するので、生命に危険が起きます。低血糖の症状としては、空腹感、あくび、脱力感、冷や汗やふるえ、動悸、けいれん、性格の狂暴化、意識障害などが次々に現れます。
それを回避するために体に自動調節機能が働き、今度は血液中の糖の濃度をあげようとします。
何故キレるのか
血中の糖の濃度をあげるために、ホルモンであるアドレナリンと神経伝達物質でもあるノルアドレナリンというホルモンが副腎から放出されます。両者は肝臓を刺激して糖分(グリコーゲン)出させる働きをします。
特にアドレナリンですが、このホルモンは「攻撃ホルモン」と呼ばれるもので、危機的な場面に遭遇した時に、戦うために心臓を活発にさせ、攻撃性を高める働きをします。このために低血糖…

過去の回想と心の浄化(2)

回想の方法
(前回からの続き)
相手の気持ちに触れる
 書くときに、過去の回想として書くという方法がまず思い浮かびますが、ロールレタリングという往復書簡法を使うと、非常に効果的に回想が進みます。往復書簡法を使うのは、たとえば父親との関係を振り返りたいときは、自分と父親との手紙のやり取りを、自分が双方の立場に交互になって行うのです。その時に、父親の視点に立って書くと、今まで自分が思ってもみなかった父親の気持ちに触れたり、忘れていた記憶がよみがえってきたりします。
過去の回想で最も重要なのは、自分が周囲の人にどういう影響を与え、どういう思いをさせていたかを理解することです。これが分かると、真の意味での反省ができます。自分の発した言葉で相手がどれほど傷つき苦しんだのかを知ると、おのずと反省せざるを得なくなります。申し訳なかったという気持ちが生まれ、償いたいという思いを持つのです。そして二度と同じことをしまいという決意がうまれます。
この時に、自分を裁かないことが大切です。自分を裁いて自己卑下したり、罪悪感に捉えられると、あらたな傷が生まれます。これでは癒されません。そういう自分であっても生かされて生きているという事実に気がついて、感謝の気持ちを持つことが必要です。そして、そういうプロセスを経てきた自分を、これも自分であると受け入れることが必要です。

臨死体験者の経験をヒントに
 私はこの時にどういう気持ちで自分を見つめるかという点では、臨死体験者の方の経験が非常に参考になると思います。臨死体験者は、過去の自分をまるでスクリーンの映像のように見るといいますが、その時に「光の存在」が立ち会ってくれます。その「光の存在」は決して非難したり裁いたりすることなく、「おじいさんが孫に与えるような、無条件の思いやり」(ダニオン・ブリンクスリー著『未来からの生還』)をもって寄り添ってくれます。そして、「その経験からあなたは学ぶことができる。何か大切なことをあなたは学ぶ」という無言の信頼に満ちたメッセージを送ってくれるのです。
 この「光の存在」の温かい視線で、過去の人生の経験やその時の心の動きを見つめるのです。そして決して裁かず、その経験を通して得ることが期待されている洞察を得ようとします。「この経験通して、私は何を学ぶことが期待されているのだろうか」「何を学ぶためにこういう経験をしたのだろうか」と自…

過去の回想と心の浄化(1)

抑圧と向き合う
自分が生まれ変わりたいと、人生の再生を願う時、まず必要になるのは心の浄化です。心にも、表面意識のほかに今までの記憶が詰まった個人的潜在意識がありますし、過去世の記憶を保持している深層潜在意識もありますので、それぞれの心の浄化が必要になります。
表面意識の浄化
 表面意識の浄化は、今出てくる思いの浄化ですから、これは丹田呼吸法が適しています。丹田に意識を向けながら、腹筋を使いながら下腹をへこませていくと、自然と息が出ていきます。口から息をできるだけ長く吐きます。吸うときは、力を抜くと自然に息を吸い込めるので、鼻から息を吸います。この繰り返しで、次第に心から雑念が離れて、鎮まってきます。さらに丹田呼吸を繰り返すと心が安定してきて、喜びが湧くようになります。これが表面意識の最も基本となる浄化法です。
個人的潜在意識の浄化
 次に個人的潜在意識の浄化に移ります。これは過去の回想をする作業でもあります。
過去を振り返ってみて、あまり思い出したくない記憶というものが、誰にもあると思います。私も学生時代に味わったさまざまな苦しみは、なかなか思い出したくなくて、40台後半まで封印をしていました。その封印を解いて、当時の自分と正面から向き合ったのは、中年の危機を乗り越えて自分に自信ができてからでした。「自分もまんざらではない」という確かな手ごたえのような確信ができて、はじめて向き合える過去もあるということを知りました。
 ということは、なにがしかの自信を持たないことには、自分が処理できていない過去に向き合った時に、自分が対処しきれない状態になる恐れを、心が感じているのです。一人で過去を見つめる作業をする場合、どうしても年月がかかるのは、過去に向き合うエネルギーの供給と観測地点の安全性を、自分自身が準備し、確保しないといけないからです。これに対して、カウンセラーが寄り添っている場合には、そのエネルギーをカウンセラーに補給してもらえます。また過去と向き合って不安定になっても、カウンセラーが心の安定を補強してくれます。これが、カウンセラーの支援の下で過去を回想することのメリットです。
逃げない勇気
過去を回想するときに必要なのは、勇気です。自分から逃げないで、目をそらさずに自分と向き合う勇気です。そして、不道徳であったり、情けなかったり、自分の価値観から大きく外れる自分がいても、それを「そ…