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(投稿)怒りの対処法 ④




竹林を見て
 

私の住んでいる近くの公園に、竹林があります。
公園の中なので、竹が適度に間引きされ、とても良く管理されています。
時折、仕事の合間をぬって、その竹林を散歩するのですが、その竹の美しさに、時折立ち止まって、見入ってしまいます。
私は、昔から竹が大好きでした。小さい頃は、近所から竹を切り取って、竹馬をつくって良く遊んだものでした。自分より背の高い竹馬を作って乗り回し、大人よりはるかに高い視点を得て、そこから見える世界の違いに、大変な驚きと満足感にひたっていたことを思い出します。

竹を見ていると、自分ももっと、竹のようにしなやかに生きたいと感じます。そして、自分の頭の固さを自己反省させられます。

怒りは人の心を固くします
現実を受け入れることができず、「~ねばならない」、「~であるべきだ」という考えに凝り固まって、ひたすら自由度を奪ってしまいます。
そして、自らの心を固くし、相手をはじき返そうと必死になります。そして、相手の方が固ければ、自分が砕け散ります。
それは、決して自らが折れないようにと、固くしまっている木にも似ているようです。そうした木自体は決して悪くはないのですが、自分の耐久性を超えた負荷がかかると、モノの見事に折れてしまいます。そうした木に対して、竹のようなしなやかさというものに、私達は学ぶべきことが多々あるのではないでしょうか。

 

竹のようにしなやかに

以前に、ある団体が、劇の創作をやることになり、その手伝いをしていたときのことでした。
私はその劇には参加していませんでしたが、メンバーのみんなはより楽しい劇を披露しようと、何日もかけて、台本や練習を繰り返していました。
そして、本番の1週間前に、関係者達の前で、プレお披露目をすることになり、ほぼ完成した劇の内容を発表しました。
結果として、内容が場に合わないなどの理由で、ボツとなりました。
今までの練習がすべて無駄になるので、メンバー達は到底納得できませんでした。ただ1人、団長が「では、さらにもっと素晴らしい内容のものが創れるかもしれない。」と言って、1から台本を考え直し、最初に創った内容とは全く違った、感動的な劇を作り上げました。残り1週間ということもあり、劇の動きを少なくし、語り部を増やして何とか間に合わせることができました。そして、当初の劇の内容とは違ったとても感動的な結果となりました。

目の前に障害や危機が迫ったとき、そして自分にとって不本意な現象が起きたとき、その対象物に対して、身を固くし攻撃する、そうした中に「怒り」というものが発現されます。現実を受け入れず、自分を害する対象として「自己防衛」で相手に「怒り」や「報復」を行う。もしくは「不満」や「恨み」の念を持つ。確かにそうした感情は、人情としてありましょう。
しかしながら、この劇の例でもいえるように、その障害を受けて、さらにより良きものに昇華していく「きっかけ」となることもあるということです。
「障害」は自らを害するきっかけになることもあれば、自らを高めるきっかけになり得るということがいえるのではないでしょうか。

それが、竹のように「しなかやかに」生きるということにもつながっていくと思います。
まず現実を受け止め、それをどのようにとらえていくか。
「障害」に負けない、固くて強い自己を作っていくか。
「障害」をより良きもへと昇華してくといったような、しなやかな自己を作っていくか。

漫画「北斗の拳」にもありましたが、剛のラオウ、柔のトキ、このような感じでもありましょう。

どちらがすぐれているとは一概には言えませんが、竹のようなしなやかな生き方というのは、ついつい見落とされがちであると思います。
最近のドラマで、「倍返し」がかなりの人気を集めていますが、そうしたことも人の心を固くするのに拍車をかけそうな気がしてなりません。このドラマ自体の影響は非常に怖いものがある、と危惧しているは私だけでしょうか・・・。

これからも、時折、竹林を歩きながら、「心のしなやかさ」について考えを深めていきたいと思っています。(大)

<連絡先>
種村トランスパーソナル研究所
所長兼心理カウンセラー 種村修
電話090-8051-8198
メールアドレス:tanemura1956@gmail.com

コメント

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そのために境界性パーソナリティ障害では、本人の苦しみが激しいだけでなく、家族やその周囲の人が振り回されてへとへとになっていくことが少なくありません。


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