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(投稿)「怒り」について



自分のモノサシで測っていた

私の長男は、とても「マイペース」です。
「マイペース」といっても、それは悪い意味での「マイペース」で、全く時間にルーズで、焦ることを知りません。
あまりにも「マイペース」なので、私は長男に対して大いに不満を持っています。そして、時折、その不満が怒りに変わり、爆発することもあります。

そこで、長男の深層潜在意識に、どうしてそんなに私をイラつかせるのか、と尋ねたところ、「あなたと、体内時間が違うから。感じる時間の流れ方がちがうからだよ。」と言われました。
私が時間がないと焦っていても、彼は「そんなことはない、十分に間に合う」と思っている。長男は、私はとても心配性で、いつもセカセカしていると思っている、とのこと。

私を指導してくれる老賢人(注:ユングが唱える元型の一つ)からも、「原因のほとんどは、あなたにある。」と、一言。

確かに、私は自分のモノサシで長男を測っていることに気付きました。私と彼とでは時間の流れが違うのか。時間は、誰にでも同じように与えられ、同じように流れている。当たり前のように思っていました。物理的に言えばそうなのでしょうが、心の世界では違うのか・・・。

少し冷静になってみると、なんとなく納得できました。


「怒り」を「正当化」していた自分

それともう一つ、大切なことに気付きました。
それは、自分の「怒り」を「正当化」していたこと。
「自分が不満を持つのは、長男に原因があるからだ。自分は『怒って当然』なのだ。彼が私を怒らせているからだ。あくまでも原因は彼にある。」・・・と。

「怒り」や「憎しみ」を正当化してしまう原因の一つとしては、これらの感情を自分が持つに到った原因は「相手にある」というふうに思ってしまうことにあります。
自分に原因があっても、それを見ずに、原因を相手に求めてしまうこと。

また、この長男の件での他に、もう一つ心当たりのあることがありました。
自分の前をゆっくりと走る車に遭遇すると、ものすごくイライラしてしまうことです。
自分としては、スイスイと快適に走りたいのに、これらの車が自分の行く手をふさぐ障害物のように見えて、クラクションを鳴らすまではいきませんが、結構な勢いで煽ったりすることも、しばしばでした。
こうしたことも、「相手との体内時間の流れが違う」ということでありましょう。自分を基準として相手をみていたということです。自分が「イライラ」する原因は相手にあると、自分の不満を「正当化」していたということになります。

とにかく、どんな理由があれ、「怒り」は良くないことです。
深く反省することになりました。
相手の体内時間を受け入れること。自分を基準として物事を測らないこと。
それは、自他を分け隔てることになります。
私達は自他一体であるということならば、自分の立場を離れ、相手の立場に立って理解するように努めること。
そうした努力がとても大切だと感じました。

長男の「マイペース」にイライラしたとき、彼の体内時間に意識を向けて、彼のペースに合わせてみる。
目の前にゆっくり走っている車に出会した時、相手の体内時間に意識を向け、相手のペースに合わせて走ってみる
とにかく、「怒り」を正当化することをやめてみる。

こうした努力をこれからも続けることを心に固く誓いました。(大)

(注:コメント)
この原稿は種村トランスパーソナル研究所の準カウンセラーである(大)氏による投稿です。原稿の最後に(大)とあるのは、彼の投稿であることを意味しております。(種村)

<連絡先>
種村トランスパーソナル研究所
所長兼心理カウンセラー 種村修
電話090-8051-8198
メールアドレス:tanemura1956@gmail.com

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