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家庭が喜びへと変化する





1.訪問授業で生まれた喜び


 遠方の生徒さんの場合、私の方からご自宅に伺って授業をさせていただくことがあります。授業の後には、ご家族の方とお話をする機会をもったりします。これは大きな意味があり、ご家族の方も楽しみにしてくださっています。


 特に、思春期のお子様がおられるあるご家庭の場合、ご両親が私を信頼してくださっていることも手伝って、お子様との信頼関係がすぐに生まれましたので、毎回お子様のカウンセリングをすることになりました。


 勉強の悩み、いじめの悩み、クラブ活動での人間関係など、さまざまな心の悩みを聞かせていただきます。時には粘土を使って、自由に何かを創ってもらい、粘土の作品の意味や物語を語ってもらうこともあります。いじめをめぐっての非常に深刻な心の葛藤や、親への思い、親との心の距離感などが、見事に表現されていることがわかります。そして、本人が気付いていない潜在意識の働きが出ていて、自分の方向を示してくれていることに気づいてもらったりします。

 この粘土を使ったカウンセリングの1か月後に話を聞くと、ほとんどいじめの問題はクリアしてしまったようで、思春期の子供の心の成長スピードの速さに驚きます。


 思春期の子供は「なぜ勉強しなければいけないのかわからない」という悩みを抱えていることが多いようです。これは私自身も、中学生の頃、すごく真剣に考え悩んだ問題でした。こうした悩みには、私の到達した考えを教えてあげました。勉強することで脳を創っているので、これが社会に出てから勉強し続けるうえでの土台形成になるということを中心に伝えました。感じるところがあったようで、学校の試験の2週間前から自分で予定をたてて勉強しはじめ、急速に成績が上がったと聞いて、一緒に喜びました。


 毎月カウンセリングするたびに、子供が急激に成長しており、自信をつけていくのがわかります。顔つきまで変わってきます。家庭に伺うことで、家族が変化するスピードが確実に早まっていくようです。こうしたふれあいは、本当に大きな喜びです。

 

2.家族の変化


 奥様だけが勉強に来てくださる場合も、勉強が終わった後には家族に変化が起きることがよくあります。普段コミュニケーションがなくて寂しい思いをしていたが、授業を受けた日にご主人が手土産を買ってきて、久しぶりに一家だんらんを味わったとか、対立していた子供との和解ができたとか、良いことが起きる頻度が高くて、びっくりされています。奥様の心が変化したので、家族の心も変化したのです。


 介護を抱えた主婦の場合、非常にストレスが多いのは仕方がありません。でも授業やカウンセリングで辛さや苦しみを話すことで、自分の心が変化して優しいまなざしでおばあさんを見れるようになられると、認知症と言われているおばあさんでも快方に向かわれたそうです。


 ご夫婦とお子様が、それぞれ別々に授業に来られるところもありました。それぞれの秘密を守りながら、カウンセリングを伴った授業をしていくと、家庭の中が次第に明るくなられ、非常に強い結束力が出てこられました。その家族のつながりの深さに、私は感動しました。

3.「死にたい」気持ちの奥にある脱皮への願望


 どんな心の問題や人生の苦難も、時とともに必ず変化していきます。今が夜で真っ暗に見えていても、日はまた必ず昇ります。

 あらゆるものは無常で、必ず変わっていきます。自己改善への志を立て、自分の心を変えていく取り組みをされていく人は、必ずよき方向へと変化します。


 決してあきらめないことです。不幸だけが続く人生はありません。不幸を抱きしめていた心は、変えることができます。心が変われば、家族も環境も変化していきます。

 日はまた昇ります。もし今「希望」という言葉がよそよそしく、違和感を感じたとしても、希望の光は必ずあなたの心に差し込んできます。私も永遠に続くかのような闇の航海を経て、大海原に出て人生が開ける経験をしました。

 だから、今死にたいと思っている人に伝えたいです。生きていてよかったと、必ず思える日が来ます。「死にたい」という欲求は、今までの古い自分を脱ぎ捨てたいという欲求であると捉え直す時、真の意味が見えてきます。「死にたい」は「生まれ変わりたい」なのです。

 その奥には新たな自分になって生きたいという気持ちが潜んでいるのです。

 脱皮への願望があるのです。

 古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変わる。

 これがカウンセリングの目指すものです。


<連絡先
種村トランスパーソナル研究所
ご相談のかたはお気軽にメールまたはお電話ください。
メールアドレス:tanemura1956@gmail.com
電話:09080518198

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